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▼栞さん:
初めまして。きりやと申します。
私は今16歳。他にも似た方がいらっしゃいましたが、私も今は通信制に通っていて、全日制、いわゆる大人たちが『普通』と言う学校にいた頃よりずっとずっと幸せです。心が楽です。
不登校児は不良品?誰がそんな事言ったんですか。
福井県知事?ほーう、私から言わせればそんなふざけた事を堂々と言い放つ知事の方がよっぽど不良品ですけどね(怒)
確かに、不登校、とか、精神科、とか、カウンセリング、とか……そういう言葉には、どうしても特殊なイメージが付きまとっています。それを『恥ずかしい事』と思う風潮も確かにある。
けど、そういう大人達に『不登校だったよ。だから何?』と言える人であって欲しい、と思う。
学校行けようが行けまいが、勉強する方法はいくらでもある。道は沢山あります。
前を向いた真っ直ぐな道に進まなくちゃいけない、という事は全く無いでしょう?右でもいいし左でもいいし、時には後ろに戻って落とした物を探す事だって必要じゃないですか。立ち止まってもいい。
道が分からなくなった時は、必ず案内してくれる人がいます。今はそれが誰だか分からなくても、必ずいつか出会える様になっているんです。
いや、人じゃないかも知れない。家族同然のペット(私はペットという言い方は好きじゃないんですけれども)に癒されて、もう一度道を見据える事だってあるかもしれない。
個人的な話をしますが、私は不登校でしたよ。自殺未遂もしましたよ。けれど今は通信制に通って、大好きな人にも会えて、大事だ、って思える友達がいて。
学校行かない、という形を取った方が、幸せになれる道を見出せる場合だってあるんです。ただそれが少数派だから、いけない事の様に言われてしまうだけで。
ずっと夢だった小説の出版も決まりました。極真空手の黒帯を目指して頑張っています。道場に通うのが凄く楽しい。先日昇級審査に合格したばかりです。
私が学校を辞める時、学年一位に全国偏差値75を取った生徒を手放すのを学校側が何だかんだ言いつくろって留めようとしてましたよ。はっ(嘲笑)
今までいくら相談しても何もしてくれなかったくせに。
はい、とりあえずこれで、多くの大人が持っているであろう『不登校児=勉強は出来ない』という図式は消えましたね。その気になれば、勉強なんていくらでも出来るんですよ。不登校だからって駄目な子、と、一体誰がそんな決めつけを出来ますか?
そんなふざけた記事、無視してゴミ箱にでも入れてしまって下さい。栞さんがわざわざ気にしてあげる様な価値のある物じゃありませんからね^^
ただ、そうやって分かった様な事を言って、人を傷付けるような人間が政治をする事だってあるんだ、という事は、忘れてはいけません。
14歳の柔らかい心に、その記事がどれだけの傷をつけてしまったのだろう、と本当に悔しい思いです。
そういう大人を黙らせる様な幸せな未来を、どうか掴み取って下さい。
『不登校だよ。不登校した事あるよ、だから何?私は今幸せだよ。』と。
何だかんだ言って来る人は、自分がいわゆる『普通』のレールを通って来たのにも関わらず、幸せを掴み取れなかった可哀想な人なんだ、と思っておきましょう。
ではでは。
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