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一時期はあるんじゃないかと思っていろいろ調べました。
調べていくうちに「ある」という実例の本を読み、70%くらいはあると思えるようになりました。
ところが、、、、
その「ある」という実例を紹介した本の信憑性を問う本に出会い
「そんな実例は無かった」あるいは「嘘であった」「創作だった」という
事を知り、かなり落胆をしました。
どうしてそのように「ある」と実例として筆者が書いたのかというと
又聞きをあたかも自分の実体験の調査の結果のように書いてしまっているので
読み手はてっきり筆者が本人に会って詳しく聞いた結果を本にしたのだと
思い込んでしまったわけです。
最初は疑うことなく、もっと知りたいと「ある」と実例を書いた人を尋ねてみると
よくよく聞くと伝説やら言い伝えやら、旅の途中の噂話やらを、研究結果として
発表していたということがわかったそうです。
いいかげんな調査を論文として発表してなにがしかの分野で高い評価を得ているというのが不思議ですね。
(高い評価が出れば本がさらに売れるし)
まあ それでも諦めなかったある人は、筆者に聞いてもまた聞きだったとわかった
ところで、本に書かれている人は実在するに違いないと信じ、現地に行き
その州だったかに行ったが、さてそこで困った。そんな名前の村は無い。
人々に聞いてもそんな村はないとしか言わないし、他の地域でも知らないし似た発音の村すら知らないという。
前世の記憶があると先進国では騒がれたのだから現地でも評判なはずだと
聞き込みをしても、誰もそんなニュースは知らないという。
先進国ならいざしらず、情報があれば、あっというまに人の口から口に伝わって
いるはずだから、誰かしら知っているだろうと当たっても誰も聞いた事が無いという。
どうして先進国で知っていることをその国の誰一人も知らないのか。
現地の人は知らない、でも遠く離れた精神分析の盛んな国に住む人は知っている。
まさか筆者と同じように、信憑性を確かめずにメディアはあたかもそれが本当の
事として電波に平気でのせてしまっているのか?
そんな疑いなどなく我々は、そういう本やそういう話を聞き
「やっぱり前世はあるのだ」と思い「実例としてインドの○○村の7歳のなになにという少女は
(実際にはそんな村もそんな名前の少女もいなかった)」とこれまたまた聞きの
又聞きの又聞きの内容をあたかも本当の情報としてネットなどで話してしまうので、
多くの人が「実例がいくつもある」と思ってしまうんですね。
私が知る限り、実例は無いようです。
例えば転生を繰り返しているといわれるダライ・ラマがいます。
今回で7回目だとか言われてます。
しかしこの地球上には何人ものダライ・ラマがいます。
自分こそダライ・ラマだと言っています。
誰も誰が本当なのか全員ニセモノなのか見分けることができません。
みんな同じように前世の記憶というか癖があるのだそうです。
ということで、ダライ・ラマと認定する確証事態もかなり不完全だということがわかってきます。
又、退行催眠という技術が近年脚光を浴びたことで、前世の記憶や胎児だった時の
記憶がある人がいます。
しかし、それもかなりマユツバものだと判明してきております。
中にはエクソシスト並の悪魔に乗り移られた、悪魔にレイプされた、宇宙人によって
拉致され生体実験をされた、など訴える人がいますが、それもだんだんオカルト
でなかく別なものが原因だという事がわかってきています。
元々転生という概念はインド当たりだったかで宗教的な意味合いでありましたが
近年になりそれを取り入れた映画が上映されるようになると、とたんに前世の記憶
やら、宇宙人の映画が上映されると宇宙人に誘拐された記憶を持つ人が爆発的に
増えてしまいました。
これを実験でやると見事に被験者に前世の偽りの記憶や宇宙人に拉致され人体
実験を受けたという記憶を植えつけることができました。
本人に催眠状態からの映像を見せ「ほら あなたの記憶は催眠中に私たちが
刷り込んだ情報です」と言っても「でも私には生生しくその記憶があるんです。
あなたたちが植えつけた偽の記憶ではないのです。そもそも確かに催眠にかけると
言われましたが
わたしはずっと起きていたし催眠などにかかっていません」と言って、自分の記憶が
催眠によって植えつけられたものだとどうしても思えなかったようです。
催眠とは本人に催眠にかかったという自覚は無いので、かけられた人はそれが
催眠だったと認識できないんですね。
(それではまずいので、再度催眠をかけて偽の記憶を消しましたが)
このようなことから、自己催眠になりやすい人は読んだ本や映画から、他の情報を
自分が体験した情報として書き換えてしまう人もいるようです。
だからといって、前世の記憶がある人は全員自己催眠によって作られた偽の
記憶であるということではないのですが、こういうこともあるというご参考までに。
「危ない精神分析」という本あたりも参考になると思います。
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