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▼野映さん:
はじめまして!
まず私は、未成年層を指す言葉として、そして人間として、『不良品』という言葉を社会人として公言するには、余りに不適切な言葉だと思っていますよ。発言する人自身の偏狭さを、自分で表しちゃってるなーって思います。
現在不登校児が増えてきているのは、事実ですよね。「事実」というものは、どんなものであれ、そこに「良い」も「悪い」もないのです。ただ、誰かが勝手に枠を作って、勝手に頭の中でレッテルを貼って、それを勝手に口にしている、という現象があるだけです。
考えるべきことは、それを良いとか悪いとか言う前に、「何故そうなってきているのか?」という理由をみんながきちんと考えて、「じゃあどういう風に変わればいいかな?」って考えていくことだけなんじゃないかな(大人も子供も平等に、です)。「学校」というシステム自体の枠に当てはまらない子供が増えてきている、という現実に、大人も子供もどう対応していくか・・・。個人的な印象ですが、今は次の時代のシステムへ移り変わる変動期なんじゃないかなぁ、と感じます。
不登校=不良品 などと思ってしまう人たちも実際にいる訳なんですが、そういう個性的な子供達にある潜在能力を見抜けないでいる、そんな大人たちも、ある意味かわいそうなのかも知れません。今は昔と違って色んな生き方があるし、過去に不登校だった時期があっても、その後みんな自分らしくしっかりと生きていってる人が一杯いる事を知らないのです。
なので、そのまま受け取る必要なんて全然ないですよ。多感な時期だから気になるかも知れないけど、不登校であっても、あなた達の中に秘められている、宝石のような才能や能力はちゃんと輝いているんだもの!そこをちゃんと見て生きていってほしいと思いますよ。そんな言葉でみんなが傷ついていくなんて、悔しいしばからしいもんね!
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