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さがねさん、こんにちは
もし、不倫の相談をしてきた女性が、相手の男性に利用されているようにさがねさんには感じられて、彼女も不安になっているような場合は、アドバイスを与えて不倫をやめさせるように諭すことはしてもいいかと思いますが、本人同士が自分で求めて不倫や浮気をしているようなら、諭すことにあまり意味はないように思います。火事が起こった時に、火災報知器に水をかけても無駄なことと同じです。
不倫や浮気をする人は、タバコやアルコールやセックスなどへの依存症にかかっている人と同じで、それ自体が間違っていることは心の奥底では分かっていても、それをやめられない原因があって、不倫や浮気を正当化して、または美化するためには、もっともらしい理由で相手のみならず、自分をも信じこませようとするものです。
以前、僕も掲示板で書きましたが、俗にいう精神世界という病的な世界では、多くの男女(特に中高年)が「ソウルメイト(前世から魂の縁がある関係)」という概念を誤用して、不倫や浮気をする自分たちが凡人には分からない崇高な愛に目覚めているかのように陶酔して語っています。その人たちの考えでは、浮気や不倫で被害に遭う配偶者や子供達までも、そういう苦しみを受け入れるべき運命(業=カルマ)のようなものがあるそうで、同情や罪の意識すらありません。
不倫や浮気は心の病気だと思います。
自由な恋愛と無責任な恋愛は違います。
でも、それらにはまってしまった人たちを救うには一生かかるかもしれません。
一生かけても救えないかもしれません。
どこまでかかわるかは、さがねさん次第だと思います。
反対されたり批判されることで逆に相手の結束が強まっていくのは
カルト宗教団体とも似ています。批判への対応マニュアルは完璧に用意されています。
さがねさんのお考えは全くもって正しいもので、自然なものです。
それと同じくらい、不倫や浮気をする人は、正しさと自然さを強調します。
不倫や浮気が間違いではないことを強く主張してくる人たちは
本当は否定してほしくて叫んでいるのかもしれません。
そんな時は、言葉で諭すよりも、静寂のなかでじっと見守られるほうが
彼らにとってはこたえるかもしれません。
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