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ムウさん。
はじめまして。
考えるというのは
頭の中で質問を組み立てる作業から
始まるのではないかと
自分は思います。
相手の意見を聞いたときに
本当にそうだろうか?
相手の根拠は本当に正しいのだろうか?
他の観点はないだろうか?
などなど。
また質問を組み立てるときには
ある程度答えやすい形に
することも重要だと思います。
例えば今晩のおかず何がいい?
と尋ねられると結構答えるのに
時間がかかったりしませんか?
何がいい?という質問が漠然と
しすぎているからです。
(こういうのをオープンクエスション
というそうです)。
もしも
ハンバーグと天ぷらどっちがいい?
と訊かれたなら答えやすいのでは
ないでしょうか?
(こういうのをクローズ
ドクエスションというそうです)。
別の例として
イラク情勢についてどう思う?
こう訊かれると答えるのに困るでしょう。
どう考えて良いのか分からずに
立ち止まってしまう可能性もあります。
なぜアメリカはイラクを攻撃したの?
なぜアメリカはまだイラクに居つづけるの?
居続ける必要があるの?
このように
質問を具体的に掘り下げていけば
物事の本質に迫るのに何が
足りていないか自ずと見えてくると
思います。
そして、新たな情報を仕入れることで
さらに疑問も湧いてくることでしょう。
考えるという作業のひとつとして
こういったプロセスがあると
自分は考えております。
お勧めの本として
論理的に考えるトレーニングブック
(かんき出版 渡辺パコ)があります。
よろしければご参考までに。
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