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▼無夢さん:
趣味や嗜好がはっきりしていて、夢が最初からきっかり決まっている人っていらっしゃいますよね。
でも、私の経験上、普通に流されていく中で、自然に見つかる場合もあるように感じます。
私が高3の時、やはり進路を決めなくてはということになって、私はよく親友に手紙を書いていて、そのせいで長い文章を書くのは得意だったんですね。
なので文章を扱う仕事がいいかなと、編集の専門学校へ入学し、その後印刷会社へ入社しました。
でもそこでやることになった編集作業は「切り貼り」。
手先が不器用な私には勤まりませんでした。
編集関係の会社への就職活動がうまくいかず、諦めて入社したのが大手信販会社。
信販もクレジットカードの存在や意味も全く知りませんでしたが、私は地道な作業をたくさんこなすことに結構やりがいを感じやすいタイプだということを、仕事を通して発見できましたね。
面倒くさがりな性格の割に、一度気合いを入れたら没頭してしまう性格ということも。
信販会社なので、クレジットの審査という仕事がもちろんあるのですが、「人」のことを細かく調べるのが結構好きで…。
「人」のことを調べることによって、その人が喜んでくれるような仕事ってないかなと思って選んだのが今の仕事です。
今の仕事は人材派遣会社での面談業務。
面談しながらその人の特徴とかを見るのですが、結構面白味を感じます。
結局は高3の時の思いはどこへやら。
全く興味のなかった信販会社での勤務期間の中で、自分の性質のようなものを改めて発見できたのがきっかけだったと思います。
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