| |
▼あゆむさん
ごめんなさい。
先に謝っておきます…。
馬鹿言うもんじゃない！！！
親が忘れるわけがないだろ？！
あんたが意識してるものだけが、あんたを映してるなんて
思ったら、それはかなりのおばかさんだ！
…言葉悪いけど、真実です。ごめんなさいね…。
私の友達が、昔、同じことを言いました…。
>良いところもひとつもない。だから、私が死んでも誰も気がつかない。
>別にこの世に存在しなくてもいいんだ。
>私が死んでも、親は悲しむかもしれないけどしばらくしたら
>忘れる・・・。
「一時期はみな悲しむかもしれないけれど、そのうちに涙も乾き、
思い出しても何も感じなくなるよ」
その時、私は何も答えられなかった。今でも凄い後悔してる…
まさか、あんなことになるなんて…。
真夜中のビル、13階から飛び降りた彼女に、面会も許されぬまま
サヨナラだった。
死んでほしいなんて望んでなかったし、頼んでもなかったし、
むしろ、「死んでほしくなかった」のに！
何度も止めたけれど、ある日ぷつんっと消息が不明になり、捜索
願いが出てた…。
一緒に映画も見に行きたかった。
一緒にバーゲンだっていきたかった。
一緒に美味しい喫茶店で甘いもの食べたかった。
……恋愛の話だって、したかった。
ある友人が、自殺した彼女をなじって後悔の念を膨らませる中、
彼女の苦しみをひとかけらでも救えたら…って後悔して、携帯の
受信メールを読み返しては泣きむせて…友人に嫌悪を抱いた。
命日に実家へ伺うと、葬儀の時よりも落ち着いた両親が迎えて
くれるけど、二人とも生気が抜けた状態で、見てて痛々しい。
お墓は遠くなるし、建てるにはまだ気持ちが整理できないからって
彼女のお骨は２年経っても部屋の中にある。
……お父さんお母さんは、いつも、同じことを、他人の私に言う。
「どうか、美香のぶんまで幸せになってください」
って…。
生きるのは楽じゃないです。
亡くなった友や家族を忘れることなんてできず、生きるのは
悲しいです。
でも、しんどすぎるものでもないはずです。
あなたは職場を変えることだってできます。
自分の居心地のいい職を選ぶことができます。
自分の付き合いやすい友がいる場所を選ぶこともできます。
自分の感情を叫びたいなら、カラオケボックスでマイクなしで
叫んだっていいです。
安物のお皿をかってきて、大声はりあげて、割って
ストレスを発散させてもいいです。
あなたは、今の環境で無理に生きようとするから辛いんじゃ
ないですか？
環境は、変えて合う場所を選ぶべきです。
今の場所が駄目だからって、次の場所や、その次の場所でも
全くもって同じことになるとは、限らないです。
もしも、何度変えても同じだというのならば、あなたのどこが
なんで問題なのか、あなたは理路整然と説明できるはずです。
説明できるのであれば、あなたは自分を変えられます。
でも、今のあなたは漠然とした恐怖感しか持ってません。
まだ、あなたは何もあなた自身を知らないです。
つまり、あなたの未来は、まだ選ぶものがいっぱいありすぎて
戸惑ってしまってるのにすぎないんじゃないですか？
死ぬのはいつでもできるんです。
飛べばいいんですから。
一瞬です。
でも、このまま苦しいままで終わるのって、悔しくないですか？
「ほんとに、自分ってこんな惨めな生き方終わらなきゃならないの？」
って思わないですか？
なにか期待してる幸せを一つでも多く経験しなきゃ、勿体無いじゃない
ですか。
死ぬのはその後です。
|
|
