|
小雪さん、私はみなさんとちょっと違う意見をもっています。
小雪さんが苦しんでいるのは、ウソがバレるかもしれないからですよね。
警備員さんやその店の事務所で出会った方々など、やはり会う可能性は高くなります。
大き目のショッピングセンターであれば万引き防止に隠しカメラが仕掛けてあるところも多いので、もしカメラに映っていたら一店舗だけでなくセンター全体で万引き要注意人物として顔や体の特徴が回覧されるとともに写真が出回っている可能性は高いですよね。
私もスーパーで勤めていたことがあるので分かるのですが、万引きする人の顔はすごく印象深くて忘れないのです。
自分が見つけたわけではなくても、明らかに挙動不審なお客がいると店内の関係者全員にそのお客をマークするよう注意連絡がひそかにまわってくるんですが、そのとき万引きに成功したわけではなくても、緊張した張り詰めた空気の中、いつ犯行に及ぶか見張るので、その人物の特徴が目に焼き付いて忘れられなくなります。
また、日頃から万引き犯の顔は絶対に忘れないようスタッフは言われますので、各人、しっかり覚えようと意識しています。
次に会ったら入店と同時に警戒態勢に入り、更なる被害を防ぐためです。
ですから、あなたがもし上手くショッピングセンターの仕事についたとしても、過去の犯罪がいつバレるか常に不安を抱えて緊張することになるでしょう。
履歴書には本当のことを書かなければ公文書偽造になりますから、真実を書きますよね。
でも、ショッピングセンター内の店は万引き犯のデータぐらいは互いに協力し合って助け合い店主同士で情報をシェアしているのが普通ですから、あなたが掴まって時にウソをついたこともバレる可能性は決して低くないと思います。
じゃあ、どうすればいいのかというと、私は逆にあなたが言った過去のウソを全て洗いざらい正直に話して誠心誠意謝罪にいき、心の奥の嫌なものを全部洗い出してスッキリしてきれいな自分に生まれ変わってから、その上でそのお仕事に応募されることをオススメしたいと思います。
考えてみて下さい。
ショッピングセンターのお店のスタッフの方々は、そのすぐ目と鼻の先の近所の方々ばかりとは限りません。
あなたがショッピングセンターを避けて生活したとしても、カメラ映像を見たことのあるスタッフのどなたかが、どこかの街であなたを見かけたらピンとくるかもしれません。(私ならカメラの映像移りが少々悪くてもピンときます。)
それに、今ショッピングセンターのすぐ近所に住んでおられるスタッフの方々も死ぬまで永久にその場で生活するとは限りませんし、引越しすることもあるでしょう。
そしたら、どこであなたに会うか分かりません。
一般のお客の顔を覚えていなくても、万引き犯の顔は普通印象深くて覚えているので、なかなか忘れないですし、私ももう20年も前の万引き犯(万引き当時小学生)の顔を街中で見ると、アッ!あの時の犯人だ、と気づいてしまいます。
本人はもう分からないだろうと思っているようでこちらを見ても驚きもしませんが、意外と被害者側は犯人の顔を何十年たっても忘れません。(私はバイト学生だったので私の店じゃないけど、自分の仕事の責任範囲として印象強く頭の中に残っているんですね。)
だから、これからの将来のことを考えると、むしろ万引き当時のスタッフが引っ越したりして事情がわからなくなってしまう前に、早いうちに謝ってあなたの誠意を分かっていただいた方が絶対にいいと思うんです。
でないと、永久にそのスタッフの方々の頭の中で「あなたの顔=例の万引き犯」として定着してしまいます。
早いうちなら、いい印象に変えていけますよ。
自分にウソをつきつづけると、そのウソがまた更なるウソを呼んで生きるのがどんどん苦しくなっていきます。
あなたはいつもびくびくしていなければならないですよね?
そんなのはもう終わりにしませんか?
勇気を出して、あの時に言ったことはうそだったんです、ごめんなさい。って思い切って誠心誠意謝ってしまったら、その時はすごく勇気がいるししんどいけど、もうその後はあなたはあなた自身を好きになっても良くなるんです。
今は、自分のことを好きになれないでしょう?
一生、そのまま後悔といつどこで知ってる人に会うか緊張感をもって暮らしていくよりは、思い切って後悔している自分の気持ちを素直に出し切って謝罪した方が幸せになれると思います。
今の嫌なウソで塗り固めた自分を脱ぎ捨てて、新しいフレッシュな自分になって希望の道へ一歩踏み出すだめに、がんばってみませんか?
きっとできますよ。
人間、失敗することはたくさんあります。
でも、それをどう生かすかがその人の将来を決めていくんです。
ショッピングセンターのお仕事、堂々と応募できるようにしましょうよ。
今、一時的に勇気さえ奮い起こせばできますよ。
失敗したら立ち上がってもう一度やり直せばいい。
どんな大きな失敗だって、必ずやり直しはきくんです。
|
|