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私が芝村さんの立場でしたら、お友達の心遣いには感謝しつつも、やっぱり無理にはイヤリングはつけないだろうと思います。イヤリングをつけることに抵抗のない女性が一般的に多いから、お友達にしてみれば「一回くらいつけてくれても」という気持ちになるのでしょうけれど、芝村さんにとって、それが苦痛なことであれば、イヤリングをつけられないのは仕方のないことだと思います。
贈り物というのは、相手を想う気持ちを形にする、ということだと思いますが、結果的に相手が気に入ることもあれば、気に入らないこともあるのだと思います。相手が「喜んで、贈り物を使うこと」を強要することはできないでしょうし、それは、「相手を想う気持ち」に反することだろうとも思います。自分の贈ったものを使ってもらえれば、大変うれしいことですが、使ってもらえない場合は、「相手の趣味に合わないものを贈ってしまったんだな」と理解するほかないのだと思います。
私も、お守りのようにイヤリングを持ち歩くことは、良い案だと思います。でも、もしお友達が、芝村さんにイヤリングをつけてもらうことにこだわるのでしたら、「ありがとう」と言って受け取るほかには、それ以上芝村さんにできることはないように思います。
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