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親とか先生とかって、自分が年齢的に近くなってみると案外普通のひとだったんだ、ということに気づきますよね。
小さいときはどうしても権力関係が働いて、親にある種のイメージ(大きな、すごい存在みたいな)ものがある。
でも20才くらいになると、このひとも単なる人間なんだな〜ってことに気づき始めます。
関係がある程度対等になりますからね。
どうしてもひとりの人間としてみてしまう。
そうすると人間性がみえてきて、親の不完全さとか、だめなところとか見えてきて、自分が悪いと思ってたことが実は親の悪いところだったりしてたことに気づきます。
いわゆる反抗期に反抗したひとは、このように親の人間性が露わになったときでもいらだったりしないのかもしれません。
反抗期があまりなかったひとのほうが、関係が対等になってから反抗してしまうのかもしれません。
苛立ってしまうのはしかたありません。
ただ、お母さんの不完全さとかを認めてあげられたらいいな、と思います。
お母さんもこどもみたいなもんです。
お母さんに変なイメージ(尊敬できる母という像)を持ちすぎるのはやめたほうがいいかもしれませんね。
苛立ちながらも、一度深呼吸をして、ひとつ上の視点で「このひとも苦労してるんだな、ひとりの女性なんだな」などとあたたかくみれたら、などと思いました。
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