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私は25歳の時、自分は人生で何を一生の仕事にすればいいのだろう?と悩み、手がかりを探すため、仕事の終わった後や土日に興味のあることに関連した技術を習得するためデザインのスクールへ通ったり、通訳や翻訳の学校へ通ったりしてました。
28歳の頃には、地元の大学へ社会人学生として入学して自分が大学で専攻してきたものとは全く別の専攻を選んで睡眠時間を削って勉強し大学院留学のための単位をとったりしていましたね。
それが終わると別の大学へ入学しなおして教職課程をとったりもしましたよ。
自分が知らない世界がたくさんあることを知っていたので、それを見ずに経験せずにそのまま人生終わりたくないという気持ちが大きかったんです。
それは私にとっては大成功でした。
本当に世の中は広いです。知らないことわくわくすることがいっぱいで、学ばないともったいないです。
もっともっと世界を知りたい、もっともっといろんなことを経験したい、その度に自分の前が大きくひらけていくんです。
あれこれやってて節操ない感じですが、とにかく25歳あたりから、もう自分は大学を卒業して3年経ってしまったし、学校を卒業した後は人間どんな人生を歩むかは千差万別なんだとしみじみ実感していました。
それで、自分で積極的にこれからどんな人生を歩みたいのかしっかり決めて目標に向かって努力していかないと、周囲に流されるだけの中身のないカラッポの人生になってしまって年をとったらきっと後悔して終わるんだ、と思ったんです。
あまりにもあれこれ手を出しすぎて何の専門家か分からないようなオールマイティ人間になってしまって、これはこれで1つだけ道を選ぼうとすると迷うんですけどね。
私はちょっと極端ですが、いろいろやりたいことはたくさんあるでしょうし、これだけ世界が広いと興味はつきないでしょうが、1つか多くても3つまでぐらいに専門を絞って、その方面のプロフェッショナルとして生きていけるようにすればそれで十分じゃないかと私は思います。
私も若かったので、あまり何も考えずあれこれ興味の赴くままに片っ端からいろんなことに手を出して職歴も積みましたが、多すぎると今度は一般の人がそうそう簡単にはできないことをやすやすとできてしまうものですから周囲からものすごく期待されて、結局、自分のためというより周囲の期待に応えるために生きているという感じになって、自分個人はこれで満足しているんだろうか本当に人生の柱にしたい仕事はどれなんだろうかと迷いもしますね。
1つから多くても3つぐらいに専門を絞ってその道のプロになっておけば、人生それだけで十分充実すると思います。多くても3つ程度しか選択肢がないなら他に迷わなくてすむのでラクじゃないかと思いますよ。
結婚は、しなくてもいいとは思いますがどちらかというとしておいた方が、社会的に(特に国内企業で)多少評価に響くこともありますので仕事に差し障りない伴侶であればもつ方がいいでしょう。
あと、人生で迷ったり落ち込んだとき、夫婦だと何があろうと絶対的に無条件に味方になってくれて励まし支えてくれますよね?(実際はそうじゃないむしろ正反対の夫婦がかなり多いようですが、理想はどんな時も助け励ましあえる夫婦なんですけどね・・・。)
逆に、相談したら気持ちを理解してくれず否定したり責めたりしてくるような相手なら、結婚なんてしたらどんなことになるか背筋が寒いですが。)
よく考えて決めてくださいね。
人に流されるんじゃなくて自分がどうしたいのか将来の理想とする自分の生きている生活を具体的に思い描いて、それに到達するには今どんな選択をすればいいのか考えて行動してください。
マスコミの調査結果でも現れているとおり、今の伴侶と結婚して不幸になったと感じている夫婦は余裕で8割を超えています。
パートナーと結婚しなければ幸せになれたのに、結婚したばかりに不幸な人生になってしまった、とお互い考えているわけです。
でも、残り2割弱の夫婦は、結婚してもしなくてもどっちも一緒、もしくはそのパートナーと結婚して良かったと思っているわけです。
結婚なさるなら、将来の生活をよく見据えて将来の人生が暗いものにならないよう、注意してパートナーを選んでください。
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