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▼孤独な葬儀屋の卵さん:
>≪厳しいアドバイスはご遠慮ください≫
>≪男性≫
>≪16〜19歳≫
>どうして俺の大切な人は次々と死んでいくの・・・?
>世の中理不尽だよな・・・むかつく奴は
>のうのうと生き長らえてるくせに俺に優しくして
>人達ばかり死んでいく・・・。
>2年前・・あの人も死んだ・・。
>俺に仕事上の話や、友達との話など
>いろいろな事を楽しそうに話してくれた。
>でも・・俺の前から突然いなくなってしまった・・・。
>何で大切な人は・・・。何で・・・?
>
それは、孤独な葬儀屋の卵さんがそのように解釈しているだけのことです。
孤独な葬儀屋の卵さんにとって「大切」だと感じていないだろう赤の他人だって次々と死んでいっているでしょう。
却って、実際には、「大切な人」よりも「赤の他人」の方が、もっと頻繁にもっと大量に死んでいるでしょう。それが分かりますか?
まず客観的な事実を事実として理解できるようになってはどうですか?
私の場合は、祖父母4人がすでに亡くなってから生まれました。それからも周囲の人は次から次へ亡くなっています。同級生も亡くなりました。同級生の母親も亡くなりました。同級生の父親も亡くなりました。私の両親はもうすでに亡くなっていますし、姉の一人も亡くなりました。大好きな作家も何人も亡くなりました。
幼くてなくなる子も大勢いますし、年寄りももちろん大勢亡くなります。私はガン手術を受けて生き長らえていますが、手術も受けずに亡くなる人も大勢いますし、事故死する人も大勢います。今はテロで亡くなる人も戦争で亡くなる人も大勢います。
大切な人も、自分がまったく知らない人も、平等に死んで行くものです。有名人も、名も無い人も差別なく死んで行くものです。モーゼも仏陀も孔子もイエスもムハマドも皆息を引き取り心臓の鼓動も止まりました。
今生きている私達も、いずれかは、今の生きている環境から去らねばなりません。
「大切な人」は、「大切に思われた」ことをお土産にして感謝して旅立ったでしょう。
孤独な葬儀屋の卵さんは、「大切な人」へ貴重なプレゼントを上げることができたのでしょう。
「大切な人」でいてくれたことを感謝してはどうですか?
「次から次へ」と言えるほど「大切な人」が大勢いたことについても感謝してはどうですか?
そういう「大切な人」からバトンを渡されたのだから、今度は孤独な葬儀屋の卵さんが他の人にとって「大切な人」になるように生きてはどうですか?
≪規約同意済み≫
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