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▼G線上の幕張王さん:
大変な一日でしたね。それでもよく我慢しましたね。
お帰りなさい、お疲れ様でした。
私は人の命ってなんだろうなぁと思っています。
それは、私の両親が母は最後まで苦しんで死ぬという亡くなり方をし、
父は救急車で運ばれたものの…病院につくまでに命が持たなかったという
亡くなり方をしたからです。
私が両親の死で学んだのは、助かる命・助からない命、それを分けるのは
本人の持つ運なのだということと、神様が生まれたときに決めた寿命を
変える事は誰にも出来ないのだということでした。
そして…、この世に不変のものはなく絶対もないのだと思いました。
命を扱う仕事というのは限りなく重い意味を持つのでしょう。
そして、医療に携わる方々はその重みに耐えながら頑張り続けて見える。
あなたも頑張ったのでしょう?精一杯力を尽くされたのでしょう。
そういうひとをやぶだなんて誰が呼べるでしょうか。
あなたはやぶではないのです、だって精一杯努力したのだから。
助けたいのに助けられなかった…というのが事実ではないですか?
こんなに科学は進んでも医療はまだまだ万能ではない、必ず助かる
保証なんてどこにもないのです。
自分を責めてはいけません。今日のつらさを明日に繋げる事、それだけが
今日天に召されたあなたの患者さんのためにして上げられることです。
助けられなかった方のことをけして忘れず、自分の道を進んでいく
それだけがあなたが出来る精一杯の死者への弔いなのですよ。
あなた、疲れてますよ?少し、休みましょうね。
おふとんの中での休息があなたには必要です。
そうして、体が休まったら、今度は心も休めてあげましょう。
だいじょうぶ、あなたはきっと生きてゆける。
PS.応援ソングを贈ります THE ALFEE「太陽は沈まない」
私はこの曲の、「遮るものなどなにもない 目の前の壁を乗り越える
躓いても何度倒れても ゼロからもう一度やり直せばいい」という
部分が好きで、落ち込んでどうしようもなく哀しい時いつも思い出して
ます。よかったら一度聞いてみて下さい。
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