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みなさん、ありがとうございます!俺も、母さんが亡くなった時はどうしていいか分からずただただあのヤブ医者を憎みました。しかし、「あいつを憎んだところで何も変わりはしない、母さんが生き返るわけでもない」と考え、自分にできる事は何だろうという事を1ヶ月ほど考え続けました。母さんの葬式も全く身が入りませんでした。そして、考え、考え、考え続けた末に、「医者になってあいつを見返してやろう、苦しんでる人達をたすけてあげよう」という結論に達しました。
医者になってから母さんの死因を調べたところ、母さんは「肺結核」という事でした。その時、改めてあいつへの怒りがこみ上げてきました。「何がただの熱だ」「何がよくある長期熱だ!」と。今働いている病院で俺はとてもたのしく働いています。患者さんの笑顔を見るのが楽しみで、俺は担当外の患者さんの面倒も見るようにしています。しかし、そんな楽しげな病院に悪魔が再来したんです。その悪魔とはかつて俺の母を見殺しにしたあのヤブ医者でした。最初のうちは「何しにきた!」「ここの患者を死なせはしない!!」などと心で叫び、敵意むき出しであいつに突っかかりました。あいつは俺の事を忘れているようで、あの時の事を遠回しに話しても「そんな事があったんですか・・お辛かったでしょうねぇ・・」などと言ってました。何でこんなヤブ医者と同じ世界で、しかも同じ空間で仕事をしなきゃならないんだと、未だに挫折しそうになりますが母さんに教えられた「一度決めた事はどんな事があっても曲げないように」という言葉を原動力に再び立ち上がっております。
それではこれで、長文失礼しました。
≪規約同意済み≫
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