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HIV=ヒト免疫不全ウイルス感染症
感染経路:血液製剤(針刺し事故含む)、性行為、母子感染(胎盤感染など)
感染源:血液、膣分泌液、精液
診断:HIV抗体→PCR法などでHIVの検出。
CD4陽性のTリンパ球に感染し、数年〜十数年の経過でCD4陽性リンパ球が減少する。
CD4陽性リンパ球が500以下になると、発熱、下痢、体重減少、全身性リンパ節腫脹、血小板減少(→出血しやすくなる)などが起こる。
CD4陽性リンパ球が200以下になると、細胞性免疫不全となり、上記の症状に加え、
肺炎、網膜炎、食道炎、髄膜炎、結核、悪性腫瘍(悪性リンパ腫、カポジ肉腫)、痴呆などが起こる。(この状態をAIDSという)
HIV感染者は、同性間性行為が多いが、AIDS発症は異性間性行為が多い。
現在の治療は、HAART療法という抗HIV薬による強力な多剤併用療法が主流である。
規則正しい服薬の継続により、血中ウイルス量を検出限界以下に抑え続けることができる。しかし、完全排除は困難である。
また、妊娠時は、薬を飲み続け、帝王切開することで母子感染を防ぐことができる。母乳は禁止する。
感染予防はラテックスコンドーム。
あ〜、疲れました…。
私の知っていることはこれくらいです。
でも、これだけ知っていれば、いいでしょう。
若いうちに、きちんと勉強してください。
じゃないと、知らないうちに感染者を増やして取り返しのつかないことになります。
今、10代女性のHIV患者発症が本当に多いです。
他人事、と思わず、きちんと検査を受けてください。
そして、お友達にもちゃんとした知識を教えてあげてください。
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