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>あと、よく【精子は自力で泳いでいく】といいますが、
>どこから自力で泳ぐことができるのでしょうか。
精子を顕微鏡で見ると、シッポがついているのが分かります。
精子1個1個は1つの細胞で、それぞれ1つの核を持ち、シッポを激しく自力で動かして水気が少しでもあるところなら自由自在に動くことができます。
何せ細胞1個ですからサイズはミクロサイズで目に見えませんし、手で触って湿っていないと思っても1個の細胞から見れば十分湿っていて泳げる環境だったりしますから、私達が自分で精子が動ける環境かどうかを判断するのは難しいと思います。
>膣に入った時点からもう一人で泳ぎだせるのですか??
>それとも膣とは多少離れている場所からでも、泳いでいくのでしょうか?
わずかな湿り気さえあれば、入る前からいくらでも動けます。
精子細胞は自分達の全生命をかけて、卵子に到達することを目標に泳ぎます。
到達するまでの馬力は奇跡のように素晴らしいです。
生物学でこの辺の範囲を勉強すれば、逞しい生命力の神秘を感じると思います。
何百億個もの精子のうち、卵子に無事に到達できるのはたった1個の細胞だけで、残りの何百億個の精子は卵子にたどり着いても一番先に精子が到達した時点で卵子の門を閉ざされてしまい、そのまま行き場がなく閉ざされた卵子の門の前でうろうろするうちに寿命が尽きて死んでしまいます。
到達して無事に卵子に潜り込めたたった1つの精子は、卵子に潜ると同時にシッポがとれて合体受精します。
妊娠というのは、これほど熾烈な競争をくぐりぬけた上に達成される、とても神秘的な生命の大イベントなのです。
精子さえもらったら、後はもう出産するまでは女性だけの問題になるので、女性は本当にその男性と一生をともにできるかどうかよく見極めてSEXしないと、後々、大きな後悔をしかねません。
若い女性にとってSEXも妊娠も、ものすごく体に大きな負担がかかることで、特に妊娠は体全部が赤ちゃんを守ることを最優先にする母体に変化しますから、ホルモンバランスが大きく変わります。
女性は、妊娠中は精神的にも身体的にもとっても不安定で、絶対安静だといわれるのはそのためです。
その妊娠中に人工中絶のような自然では決してありえない事をしてしまうと、もうどれだけ体に大きなショックが与えられるか予想がつきません。
それだけ、大変なことなので、自分の意志で中絶したはずなのに若い時の安易なSEXで中絶した経験をもつ女性全員と言ってもいいんじゃないかと思うほど中絶した女性が、後悔してその後何十年もたって年をとっても精神的にずっと苦しみ精神不安になってるのも当然といえば当然なんですよね。
中にはひどい人になると、中絶したことがもとでそのまま精神病になったり、自殺する女性も少なくありませんが、妊娠してホルモンバランスが崩れ、大きな負担が女性の心と体にかかっている時に、それを更に人工的にありえるはずのない事が行なわれてしまったら、体と心は大パニックを起こして、冷静な時には決して考えられないようなことを実行してしまったりするんです。
ですから、女性でも特に体への負担が大きい10代の女性には、よく考えて、もし一生をともにする男性がいたとしても、せめて自分の体が完成され安心できる20代まではSEXを控えてほしいと思います。
何よりも自分の幸せな未来のために。
≪規約同意済み≫
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