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▼えりさん:
>≪厳しいアドバイスもお願いします≫
>≪女性≫
>≪20代≫
えりさんの頭の中は、
恋愛=セックス=妊娠=子育て=負担=不可能
だから
恋愛=不可能
また
恋愛→結婚
結婚したいけど、恋愛はできない。
恋愛できなければ、結婚もできない。
ということになっているようですね。
まず、「恋愛=セックス」は、必ずしも正しいとは限りません。「恋愛=セックス」では、セックス目的の恋愛(セックスしたいから恋愛する)とあまり変わりません。実際には「恋愛関係になったから、セックスする」ことは、非常に少数だろうと思います。「恋愛関係」になっても、お互いに性行為をしても良い関係だと思わなければセックスはしないでしょう。
「セックス=妊娠」は、性行為の方向性としては、いつも(当事者の意識とは無関係に)「妊娠」を目指しているということは、そのとおりだと思いますが、その方向性を人為的(人間の能力を使って)に遮断するのが「避妊した性行為」でしょう。えりさんは、避妊を「コンドーム」だけだと理解しているようですが、コンドーム以外にもいろいろな避妊法があります。
不確実性の高い「男性による避妊法」の中では、コンドームは使用法を守れば効果の高いものだと思います。そして、性感染症の予防の効果もある程度は期待できます。「男性による避妊法」では一番望ましい「避妊法兼性感染症予防法」だろうと思います。ただし、避妊法全体としては避妊成功率は高いものではありません。
「避妊法」は「男性による避妊法」だけではありません。「女性による避妊法」もいろいろあります。一般的に言って「男性用避妊法」よりも「女性用避妊法」の方が効果が高いものが多いようです。私は海外在住ですが、私の住む国で一番利用率の高い避妊法は、多分「低用量避妊ピル」だろうと思います。「女性による避妊法」の中でも避妊効果が一番高いと言われています。それは、3つの避妊効果が期待されるからです。一つ目は排卵しないようにする効果、二つ目は卵子が着床しないようにする効果、そして三つ目は、精子が子宮口から子宮内へ侵入しないようにする効果です。
「完璧な避妊法は無い」というのは、究極的には正しいでしょう。避妊効果が一番高いと言われる「低用量避妊ピル」でも、失敗例があるからです。
一般的に言えば、世間の「セックスする人々」は、妊娠を望まないカップルでも多くの人が性行為をしているだろうと想像します。それは、その人の知識レベルに応じて、また責任感レベルに応じて、「妊娠はしないだろう」と思いながら、またはまったくそんなことは思いもせずに、性行為をしているのだろうと思います。
世の中には、性行為をまったくしない夫婦もいるし、セックスをしない恋愛中のカップルもいます。「恋愛、即セックス」ではないのです。そして、結婚するまではセックスをしないというカップルもいます。
まず、「恋愛=セックス」という思い込みを変えてはどうですか?変えられませんか?そして、恋愛関係になりたい相手がいるなら、まず恋愛関係になれるように努力してみてはどうでしょうか。最初から「セックスできる保証」を求めるような人なら、恋愛関係に入らなければ良いことでしょう。「セックス目的の恋愛」を求めるような人とも、恋愛関係に入らなければ良いことでしょう。
つまり、男性にもいろいろな男性がいることを知ることも必要です。そして、えりさんも相手を選べるし、どういう恋愛関係にするのかも当事者の一人として決めることができるのです。当事者二人がどういう恋愛関係になるかを二人で決めれば良いことです。普通は「決める」というよりも「する」という感じでしょうが、不安や疑問があれば話し合えば良いことです。特に性に関しては行き違いになる可能性もあるので、ちゃんと言葉に出して話し合うことが必要でしょう。
どういう関係にするかは、お互いが納得できれば良いことで、違いがあれば、お互いが説得し合うことになるでしょうし、納得できなければ、納得できないことはしなければ良いことです。大事なことで同意できないなら、同意できない関係をどうするかも二人が決めれば良いことでしょう。
何も始めない前から、最終的にはこうなるだろうと思い込むと、「風が吹くと桶屋が儲かる」というような、訳の分からない論理になってしまいます。えりさんが陥っている問題は、そのような問題のように感じます。
恋愛対象と感じる人がいるのなら、まずは恋愛関係になることを目標にしてはどうですか?どういう恋愛関係にするかは、えりさんも決める主体ですし、望まない相手だと知れば別れれば良いことです。
≪規約同意済み≫
≪規約同意済み≫
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