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ヤヤ子さん、お返事、有難うございます。
究極のMはSになる………と云う言葉、私にも解ります。
普通の人は、Sが主でMが従と云う事しか解っていませんよね?
でも、実際にSMが解っている人と云うのは「本当の主はMだ」と云うのが一般論です。
コレって、どんなに説明しても普通の人って理解出来ないンですよね〜。
私も彼の中にMの気質があるのは見抜いていましたが、ここ迄、成長して(?)くれるとは思ってみませんでした。
こちらに居たら、もっと私好みにも調教出来ていたのでしょうが………
恋愛関係のSMと云うのは、難しいモノがあります。
いくらSとしてでも、心の何処かには「彼に嫌われたくないから、嫌がる事はしないでおいてやろう」と云う、変な女心(親心?)が湧いてしまうンですよね。
本来の私は、かなりハードなSだと思っています。
蝋燭にしても、彼は初めは嫌がっていましたが、1度、相手になった事がありましたが、その時も熱さに苦しみながらも、結構、喜んでいましたし………
温泉に行った時も、ひょんな事から、A攻めプレイをしたのですが、その時に何の用意もしていなかった私は、持ち合わせていたタンポンを入れてやった時も、痛がっていたのに、「まみが一生懸命に、俺を可愛がってくれているのが伝わって嬉しかった」とも言っていましたね。
ヤヤ子さんが言う様に、「可哀相な事をした」って言う事は簡単でもあるのですが、反面、そう云う言葉を嫌う彼もいます。
「煩わしい」のひと言です。
「親の心、子知らず」と同じ状態ですね。
以前、彼に「好きな男に、その男の為にならない事を言う女が何処に居る?」と云う事を言った時、彼は妙に感心していました。
彼の扱い方はとにかく難しく、天邪鬼でもあるので困ります。
自分が傷付きたくないが為に、人は傷付けても、今では何の感情も持たない感じになっている彼に、再び、人間の心を取り戻す事は至難の業だとも思えます。
「可哀相に」「寂しかったのね」と云う台詞なら、元浮気相手が沢山言ってくれるでしょう。
彼は、そう云う言葉を求めている部分もあるでしょうが、怒られたい気持ちもあると思っています。
また、私が何も出来ず、自分の意のままに動いてくれる………と云う、なめた気持ちもあるでしょう。
でも、彼は、今回は本気で私を怒らせてしまった。
彼は体に跡が付くプレイは嫌がっていましたが、自分で体の中を傷付けているのですから、それに比べたら、体の外に付く傷なんて、大した事ではない………と私は思っています。
私がどれだけハードなプレイが出来るのか、血を見るプレイでも出来るのかは、彼は知らないですからね。
彼は上京してから、私はSMをもっと勉強する為に、クラブで働いた経験もあります。
プライベートで遊んでいた頃とは、縛り方1つでも違います。
この前に会った時に、それは彼も気付いて、「どうしたの?」と訊いて来たので、「知り合いに女王様が出来た」とだけ答えていたのですけれどね。
そのクラブでは、色々なプレイを学びました。
私が思ってもみなかったハードプレイもありましたし、鞭の振り方から教えて貰いましたからね。
今回、彼が帰って来たら、私は初めは変わらずに接するつもりです。
でも、人の心に敏感な彼の事、今迄と違う私には勘付くかもしれませんね。
イイ子………と優しく撫でてやるだけが、彼の心を癒せるとは思いません。
荒療法と言う物もあるのですからね。
本当の私の恐さも、教える時が来たのかもしれません。
恐いけれど、優しく、自分を理解してくれてるご主人様と言うのが、Mが求めるSではないのでしょうか?
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