Ｐａｇｅ 880 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼中絶された子のトラウマとは？ エメラルド 04/12/18(土) 14:21 ├Re(1):中絶された子のトラウマとは？ 盲目のギタリスト 04/12/18(土) 23:58 │ └Re(2):中絶された子のトラウマとは？ エメラルド 04/12/19(日) 2:10 │ └Re(3):中絶された子のトラウマとは？ 盲目のギタリスト 04/12/19(日) 9:24 │ └Re(4):中絶された子のトラウマとは？ エメラルド 04/12/19(日) 13:52 └Re(1):中絶された子のトラウマとは？ 心配性 04/12/19(日) 0:06 └Re(2):中絶された子のトラウマとは？ エメラルド 04/12/19(日) 2:31 └Re(3):魂の存在 心配性 04/12/19(日) 10:27 └Re(4):魂の存在 エメラルド 04/12/19(日) 14:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 中絶された子のトラウマとは？ ■名前 ： エメラルド <emeralg@hotmail.com> ■日付 ： 04/12/18(土) 14:21 ■Ｗｅｂ ： http://pr1.cgiboy.com/S/0881118/ -------------------------------------------------------------------------
| ≪厳しい意見もお願いします≫ ≪男性≫ 性の相談というよりも心の相談のカテゴリー？なのかもしれませんが、 僕はなぜか心のトラウマを抱えている子たちから相談を受けることが よくあるのですが、そのトラウマの原因については自分なりに 感じることを相手に語っています。 ただ、妊娠中の体内環境（母の精神状態、ホルモンなど）や 幼児期の体験などの子供時代のこと、または、 いわゆる前世の体験などからトラウマを探るセラピーはあるようですが、 日本のように中絶大国と言われる国では、中絶されたトラウマを背負って 再び生まれてくる魂のトラウマってどんなだろう？と最近気になっています。 よく虐待された子供が、その後、きちんと愛し愛される経験をあまりせずに 親になった場合、子供の愛し方が分からずに無意識に虐待していまうことが 多いと聞きましたが、中絶の場合はどうなのか。。 中絶胎児の処分の残酷な話は学生時代から聞いていました。 ある程度成長した堕胎児は、機械でスライス状に切り刻まれたり、またはバケツに入れられて沈められながらも、なんとか生きようと鼻の穴を水面に出したりしていた等、悲惨な光景の目撃談も聞きました。またＴＶなどでも、子宮から胎児を掻き出そうとする器具を懸命に避けようとする胎児の姿もモニターで見ました。 僕は受精卵の段階から、わずかながらも、意識（魂）は確実に宿ってきていると思いますので、たとえ初期段階で薬で簡単に始末されても、殺された記憶というのはトラウマとして残るのではないかという気がします。 僕は水子の霊などというのはまったく信じていないのですが、（水子の祟りは絶対ありえないという霊能者の方たちも少なくないようですが）、「お母さんをえらぶ赤ちゃん」（http://stars.metawire.com/japan/okaasan.htm）などの本に、母体に宿る前から母親と心でつながっていた記憶をもっている子供達の例もあるように、たとえ中絶されても、同じ母親からもう一度生まれてきたいと願う魂もあるようです。 虐待されている子供は、それでも母親を愛している場合もあるように 中絶された子供が、自分を殺した母親ですら愛しく思っていることもあるのかもしれませんが、愛している母親から「死んでほしい」と思われたトラウマはどこかに残るような気もするんです。 前世催眠療法、胎教、幼児教育、児童教育など、命を扱うカウンセリングはとても 増えてきているのに、なぜ中絶される胎児だけがモノのように扱われる傾向にあるのか、それが僕を悩ませます。 喜ばしいことと言うべきかどうかは分かりませんが、今現在の医療では、 初期の中絶であれば、未熟な若い母体であっても、薬による堕胎はそれほど危険性はないと医療関係者から聞きました。もちろん、精神的な面は別ですが。 このように、「気軽に」中絶をされてきた魂たちが、トラウマをもって生まれてきてしまうことが、さらに命を軽く考える人間たちを生み出していくように感じてしまいます。 ここの掲示板では、いかにセックスをうまくやって、快感を感じられるようにするかについては、いろいろなアドバイスが飛び交いますが、 未成年に限らず、大人も含めて、命の尊さを感じてセックスをしてもらう社会にしていくには、どうしたらいいでしょうか？ |
| ▼エメラルドさん： こんばんは、エメラルドさんのスレはいつも奥が深くて感心しています。 奥が深い故にレスする側が尻込みすることも少なくないと思います。 で、私は浅い考えしかないので、恥ずかしいですが、レスさせて頂きます。 最近の子どもは、人の死、特に身内の死に至るまでの葛藤や生き様を目にすることが少ないのではないかと思います。 昔は親子三代で住んでいて、おじいさんやおばあさんやご両親などそれぞれの死に直面することも多く、それなりに教訓を受けてきて、死に対する考えも身近なものとして捉えられていたのではないでしょうか。 死だけではなく、常識や礼儀作法や言い伝えなども自然に身に付いていたのでしょう。 今の子ども達は、人の死の意味も深く分からない人が多く、人の心の痛みや人の人生の重さなどうまく理解できていないのではないかと思います。 祖父・祖母から両親へ、両親から子ども達へ人としての在り方を伝えていくことが一番大切なのではないかと思います。 子ども達のセックスは、親はして欲しくないと思っているでしょう。それなのに妙に分かったような振りをしています。何故そこをおざなりにするのか。その辺りが問題ではないですか。 コミュニケーション不足ではないですか。 |
| 盲目のギタリストさん、こんにちは レスをありがとうございます。 いえ、盲目のギタリストさんのご意見は浅い考えだとは思いませんよ。 生と死が身近でなくなったのは、おじいちゃんやおばあちゃんの死を含めた 世代間の交流が減ってきていることの要因が大きいと僕も思います。 加えて、ＡＶや雑誌やネット上でのゆがんだ性情報の氾濫、ＴＶゲームなどでの 簡単な殺戮感覚も、痛みの感覚の麻痺は、命を軽く感じる傾向に拍車をかけていると思います。 この掲示板は性の相談の場であって、議論の場ではないのですが、 性の相談には性の教育つまり命の教育がつきものですので、 それをあいまいにしながら、快楽を感じる方法をアドバイスするのは 子供に火遊びを教えるようなものだと僕は思います。 この場合の「子供」というのは、認識の欠落した大人も含んだ比喩です。 最近、別のサイトの大人の方たち（親世代）に、子供への性教育について 質問してみましたが、皆さん、真正面からはしてこなかったようです。 せいぜい、「学生時代は子供を作るなよ」くらいで。 大人が頼りない上に、未成年を乱れた性へ導いてきたように感じます。 どうやって子供に性を教えるかについての大人の悩みもここに書かれていいと 思いますが。。 コメントをありがとうございました。 |
| ▼エメラルドさん：ありがとうございます。 さすがのエメラルドさんのレスによって、私の浅い考えも深くなっていくようですね。 まず、大人が頼りない、先生は無関心、物わかりの良い大人ばかりが増えてきたように感じます。 熱血教師、がんこおやじでは、世渡りが大変なのでしょうか。 昔、私は先生とは聖職で立派な人ばかりだと思っていました。 ところが肩書きが立派なだけで、中身はひどい人であることも少なくないと思いました。 とある事がきっかけで… 修学旅行の就寝後、頭が痛いので先生方の部屋へ行くと、 男性教師が女性教師をセクハラしていたのです。 子どもながらに大人の不潔さに悪寒を感じました。 今は逆になってしまったのでしょうか。 それとも本当は両方乱れているのでしょうか。 知られざる世界が、この掲示板で見えてきますが、 現役高校生が、この掲示板で見られるくらい性が乱れているのではないとレスされていましたね。 少しは安心しましたが、それならこの掲示板は特別な世界と言うことになり、それを見ている中高校生が、私は遅れているから早く経験しなくてはとか勘違いする危険性をはらんでいますよね。 いっそ、この物わかりの良い大人達がレスをする掲示板はない方が良いのではないかと、最近は思っています。 性の悩みというのは性のことで負い目を感じたりする人が心配でするもので、セックスのやり方、快楽の求め方を相談するのは筋違いではないかと思っています。 所詮は、管理人さんがその責任の元でされること、私には文句も言えないことだと思っています。 |
| 盲目のギタリストさん、ありがとうございます。 高校生の性の乱れは、以前は進学率が高い学校は勉強が忙しくて そんな暇がなかなか無いという傾向があったようですけど 今はそれすら関係なく軽くなっているのかも？しれませんね。 それらは大人の責任だと思います。 性に悩む人たちを生み出している大人たちに悩まされて 僕もこのように悩み相談を書いています。 学校教師は公務員なのでセクハラ等も話題にされやすいですが ふつうの会社員たちも同じようではないかと思います。 僕の兄は、日本一荒れている？中学校で教師をしていますが ＧＴＯの鬼塚みたいな男で、不良生徒たちは兄だけは慕っているようです その反面、大人たちとはうまくやっていけない性格です（笑） |
| ▼エメラルドさん、こんばんわ。 非常に奥の深い内容だったので書き込むことにしり込みしていましたが、エメラルドさんのお話の一部分だけですが、考えがまとまってきましたので書き込ませて頂く事にしました。 生まれ変わりや前世などについては知識がなく申し訳ありませんが、中絶される胎児がモノの様に扱われることについて私なりの意見ですが聞いていただければと思います。 ご存知かとは思いますが・・・ 中絶が認められているのは、妊娠を継続する事や出産する事が身体的にも経済的にも母体の健康を著しくそこねる場合や犯罪によって妊娠してしまった場合と法律で定められています。 （実際の文面とは違っていますが、分かりやすくする為にあえて私なりの言葉で表現させて頂いています。） 母体・妊娠している女性の身体を守るためのものであるという事です。 現実として、中絶に至る女性の実情はさまざまであると思います。 例えば、妊娠してから相手が何らかの事情で亡くなられてしまい、経済的に困難になってしまうという事もあるでしょう。 また、相手が誰だか分からないから一人では育てられないという事もあるかもしれません。 感情的には後に例えた女性の場合には非難の声があがっても仕方ないと思います。 しかし、前者の女性の場合それを非難することは私にはできません。 そこで、もし中絶された胎児がモノの様に扱われなかったとしたら・・・。 前者の女性はただでさえ身体的に苦しんでいる訳ですから、 その苦しみを少しでも和らげる為に、あえて悲惨な光景を見せる事をせず病院で対処しているのではないかと思います。 もちろん後者の女性が苦しんでいないとは言いません。。。 中絶が少しでもなくなれば良いとは思っていますが、中絶が「人としてしてはならない非道な行為」という意識が世間に広がってしまう事は苦しんでいる人たちを追い込むことになるのではないかと不安に思います。 やむ終えず中絶をし苦しんでいる人の為にも、不十分な知識やその場の雰囲気等で軽率な行為をしないという事が必要なのだと思います。 そして、その事が結果として人の命を大切に思う気持ちへと繋がるのではないかと考えています。 上手く表現できずに、もどかしく思いながら書いております。 もし、私の書き込みによって気分を害される方がおられましたらご連絡願います。 失礼致しました。 |
| 心配性さん、こんにちは。 レスをありがとうございました。 僕も中絶には、やむを得ないケースはあると考えています。 レイプや母体の危険性がある場合などがそれにあたると思います。 経済的に困難になってしまった場合は、日本では中絶しか頭に浮かばない人が 多いと思いますが、アメリカなどでは、孤児を養子にもらおうとする心温かい夫婦も沢山います。日本人から見れば、そんなアメリカの夫婦は不妊に悩む夫婦かと想像しがちですが、そんなことは関係なく、受け入れる寛容さをもっている人たちも多くいます。日本の場合は、孤児院などの施設の選択肢のほうが多くなるようですが。 中絶した胎児をモノのように扱う考え方は、逆に中絶した母親を苦しめる場合もあると思います。命をモノと思おうとする自分との葛藤もあるでしょうし、モノなら始末しればそれっきりですから、命への価値観すら揺らいできます。 しかし、魂の存在を信じることで、中絶した胎児の魂はまた新たな肉体に宿ることを信じることができると思います。 中絶した女性が非難されるのは、「命を殺した」ことに対してだと思いますが、 命と言っても、魂ではなく、その乗り物である肉体を壊してしまったことであるという認識であれば、同じ過失であっても、交通事故にたとえれば、「相手の車に追突しても、命に別状はなかった」ということになると思います。 ただ、命（魂）は死なないとしても、もし中絶した母親が気楽な動機であったのなら、胎児の魂はトラウマを負うのではないかと思います。 やむを得ない事情であれば、逆に胎児の魂は母親を慰める気持ちにすらなっているのではないかと僕は感じます。 本当の愛は誰も傷つけないと言われるように、そこに愛があれば、たとえやむをえない中絶がなされたとしても、母親も胎児も傷つくことはないと思います。 中絶の話題は、なにかと議論となりがちで、お互いの意見を否定しあう状況になってしまうので、このような悩み相談の書き込み内容としてはふさわしくないのだろうとは思いますが、少なくとも、どのような場合でも、中絶は事故であり、過失であり、決して気軽に行うべきものではないことは、性の教育に必須であると僕は思います。 コメントをありがとうございました。 |
| ▼エメラルドさん、こんにちわ。 >中絶した胎児をモノのように扱う考え方は、逆に中絶した母親を苦しめる場合もあると思います。命をモノと思おうとする自分との葛藤もあるでしょうし、モノなら始末しればそれっきりですから、命への価値観すら揺らいできます。 >しかし、魂の存在を信じることで、中絶した胎児の魂はまた新たな肉体に宿ることを信じることができると思います。 確かにその通りの様に思いました。 私の先の考えは魂の存在を軽視したものでした。 魂の存在を信じて、胎児の魂が新たな肉体に宿ることを信じられたら母親は本当に救われる思いになると感じました。 私の過ごしてきた学校生活のなかで性教育について勉強したのは、小学校の時に女子生徒だけで月経についての説明と中学校の保健体育の授業で性行為をすると子供が出来るというアバウトなもの。。。それから、高校生の保健体育で月経のしくみについて、ぐらいだったと記憶しています。 魂や感情・命の大切さに触れることは無く、ただ身体の仕組みとしての授業でした。 もし、その授業の時エメラルドさんの様な考えを知ることが出来ていれば随分違っていたのではないかと感じています。 本当にありがとうございました。 |
| 心配性さん、ありがとうございます。 魂の生まれ変わりについての教育は、実際の教育の現場では 残念ながら無理でしょうね。 最先端の生物学者などは魂の存在を認めている人たちも多いですが、 どうしても仏教っぽくとらえられがちですし、逆にキリスト教では 転生を否定していますし（実際のイエスは転生を唱えていたのですが。。） 僕なりに考えてみたのですが、人間が精子と卵子でできたモノで そこに魂は無いと思うと、命の価値を尊いと思うのはムリではないかと いう気持ちがしてきます。逆に魂はなくても命が尊いと思える人には その理由も聞いてみたいです。 魂がなければ、セックスは物理的な摩擦の刺激の神経反応（快楽）だけですし 魂がなければ、中絶することも、泥玉を踏み潰すことも同じでしょうし、 魂がなければ、異性との愛は性器と脳などで感じるだけのものとなるでしょう。 魂を考えなければ、性そのものが僕の悩みになります |