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 ▼紹介予定派遣  里子 04/12/27(月) 14:10
   └Re(1):紹介予定派遣  toku 04/12/30(木) 6:42
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 ■題名 : 紹介予定派遣
 ■名前 : 里子
 ■日付 : 04/12/27(月) 14:10
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   ≪厳しい意見はご遠慮ください≫
≪女性≫
≪20代≫
はじめまして。
私は現在求職中の者です。以前いた職場ではいろいろあってすぐに正社員として仕事につくのがなんだか臆病になってしまいました。そこで紹介予定派遣というものに興味を持ち登録をしにいってみようかと思っています。
販売職なのですが、3ヶ月間は派遣社員として…その後承諾があれば契約社員として雇っていただけるようなのです。
ですが、契約社員になっても正社員になれるまでの期間は3年ほどかかるようなのです。そこで少し迷いがあります。
いきなり正社員になるのはちょっと…。。という思いと契約社員として3年間て長いんじゃないかな…??という思いです。
こんな私になにかアドバイスいただけますか。
お願いいたします。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):紹介予定派遣  ■名前 : toku  ■日付 : 04/12/30(木) 6:42  -------------------------------------------------------------------------
    はじめまして。

 人は、決断をしなければならないときに、迷いを感じることはどんな人でも少なからずあるはずです。自分自身の心で良いと感じた方向性こそが、一番大切だと感じます。しかし、自分自身の心で「これが良い方向性だ」と、はっきり思えないで居る状態が迷いです。それを、ハッキリさせたいためにあなたが安心感を得たいがために、誰か他人に自分がこれから進む方向性は正しいのだろうかと、尋ねてみたい気持ちはとてもよく理解できます。しかし、もし、その方法であなたが安心感を得たとしても、それは、真の安心感ではなく、誰かがこう言ったから大丈夫だとか、あの人がこうだから私もあの人のように大丈夫だというような考え方では、その人たちが感じた安心感を自分にあてはめて共感しようとしただけであって、実際にあたなが感じたものではなく、まるであなたがそう感じたかのようになっているだけで、あなたが実際感じるものとはずいぶん違ったもであることのほうが多いのです。結局、他人に聞いたことによって獲た安心感のようなものは、あなたにとってはまったく意味のないことになってしまいます。


 そのことに気付かずに誰かが言ってくれたことによって獲た安心感をそのまま鵜呑みにしてその道を突き進んだ場合は、あなたが後になって「こんなはずじゃなかった」「あの人が言ってる事って、全然ウソじゃん」ということになってしまって、自分自身の力でそれを乗り越えようとするように考えられなくなってしまう事になるのです。そうなってしまうと、いつまでたっても、進んでもすぐに躓(つまづ)いてしまい、聞いていた事とはずいぶん違うじゃないかという思いが強くなり、さらに不安感を感じ、安心感を誰かから求めようという思いがより強くなってしまいます。すると、どんどん、「誰が言うことが本当に正しいのだ・?」という思いを持つようになり、自分自身で安心感を築いていこうという思いを忘れてしまいます。こうなっては、いつまでたっても、今、自分が選択しようとする方向性は正しかったのか、あるいは間違っていたのかということが本当の意味で自分自身で感じることが出来ないようになってしまいます。


 こうならないためにも、誰かから安心感を求めようとするのでなく、自分自身の心で自分だけの安心感を築いていくことが大切になってきます。そうするためには、自分の心で感じた方向性を信じて、とりあえず経験してみる、とりあえずやってみる、そうした気持ちが大切になってきます。それで実際に行ってみると、困難や障害を感じたときに、それを乗り越えようと試みて様々なことを挑戦していくと、失敗や後悔というものを感じます。そのときに自分の力で乗り越えいける、自分の力で乗り越える方法をマスターしたときに初めて、自分のものになる、つまり、自分の安心感となるのです。そういった体験を通して『前進するための後悔』をしていくと、「あぁ、こうじゃなくて、こうすればよかったんだな」などというように、必ず良い方向性が見えてくるのです。そうしていると、「今自分が進んでいる方向性は正しいようだ」とか、「この方向性は間違っているようだ」というように、自分自身の心の中で見えてくるものがあります。それらを大切にして行ければ、自分の進む方向性が例え正しくても間違っていても自分の決断に対して、安心感を感じられるはずです。


 他人に判断の良し悪しを委ねるのでなく、自分自身で築いていこう(気付いていこう)こういった歩き方をしていくことこそ本来の方向性に通じるものとなります。そこから獲た安心感はあなただけのものであり、決して自分以外の他人にそれが通用するとは限らないのです。なので、自分がその方法で上手く行ったからといって、誰か他人もそれが一番良いとは限らないということです。自分自身の心で感じたものこそ、最もあなたに適したものとなります。このときに注意しなければいけないことは、自分自身で行う前に「こういう方向性はちょっと・・・」と思ったものが、本当に自分自身の心で感じたものなのかどうかということを、確かめる必要があるのです。というのは、一見、自分で「これはちょっと・・・」と思ったことが、以前、誰かの考え方に強く影響を受けたものだったりして、自分で感じたものではなく、「誰かがこういったからたぶんこれもこうなのだろう・・・」というように、無意識的な感覚で自分で感じたかのようになってしまっていることがあるからです。それが本当に自分が感じた事なのか、それらに注意して、自分の心と対話することを大切にしていけたらよいかと感じます。


(読んでいただき、ありがとうございました。なんか中途半端のような気もしますが、何かを感じていただけたら嬉しいなと思っています。)
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