Page 255 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼自信をなくしてしまいました 愛衣 04/12/27(月) 21:32 ├Re(1):自信をなくしてしまいました 破戒僧 04/12/27(月) 21:56 └Re(1):自信をなくしてしまいました エメラルド 04/12/27(月) 23:33 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 自信をなくしてしまいました ■名前 : 愛衣 ■日付 : 04/12/27(月) 21:32 -------------------------------------------------------------------------
≪厳しい意見はご遠慮ください≫ ≪女性≫ ≪16〜19歳≫ こんにちは現在福祉大学2年の愛衣です。 将来介護の職につこうと思い福祉大学に進んだんですが、先日実際に施設に実習に行ってみて自信をなくしてしまいました。技術面がまだまだなのももちろんなのですが、性格的に私に合ってないんじゃないのかと思ってしまったんです。私は人見知りするというか元々あまり話をするのが得意じゃないんです。でも介護の仕事って常にお年寄りの人に話しかけ続けなくてはならないんです。働いている人もみんな話好きというかよく喋る人ばかりで、私とは対照的でした。実習中も自分ではいっぱいいっぱいなくらい話しかけていたんですけど、もっと話しかけなくてはダメだと何度も注意を受けてしまいました。向いていないんでしょうか?私はお年寄りが好きで介護の仕事がしたいと思ったんですが、好きだけじゃ仕事にならないですよね…。 |
愛衣さん、はじめまして 介護職を目指していらっしゃるんですね? すばらしいことです。 僕も、介護の職に就いて4年経ちました。 愛衣さんの仰る通り、お年寄りへの話しかけは重要です。 大事なのは、話すことより聞くことの方です。 もちろん、聞くことが出来て、話せればそれに越したことはありませんが・・・ お年寄りは、若い頃と違い、衰えてきた事に対する不安と憤りとあきらめ、先が見えてきたことに対する不安と恐怖とあせり、加えて家族環境などの不具合と様々な悩みを抱えています。 それを癒し、心穏やかに過ごすためには、話すことよりも聞くことの方が大事なんです。 誰でも、自分が悩み苦しんだとき、「話を聞いてもらいたい」「自分のことを分かって欲しい」と思うのと同じなんです。 言葉数が少なくとも、相手の気持ちを理解し、心からの言葉を返してあげることができればそれだけでいいんです。 話し好きで、よくしゃべる人ばかりいる施設にこそ、よく相手の気持ちを聞いてあげられる人が必要だと思います。 お年寄りのことが好きで、介護の仕事をしたいと思ったのなら、もう一歩踏み込んで、「側にいて話を聞いてあげたい」と考えるようにしてみて下さい。 施設や病院などの職員は、お年寄りにとっては人生最後の時を一緒に過ごす人なのですから、やさしい気持ちで相手のことを考えて、「主役であるお年寄りの人生という舞台の名脇役」になってください。 「名脇役」は、決してでしゃばらず、「主役」を引き立てるものですよ。 |
愛衣さん、こんばんは 僕は家族が介護施設にいたことがあるので、介護職の人たちをいろいろ見てきましたが、素晴らしい人たちがいる反面、悲しいことにただの仕事として、お年よりもモノ扱いしたり、赤ん坊扱いしているだけの人たちも少なからずいました。そんな人たちもみんな明るくて話好きでした。 あるとき、あるおばあちゃんと僕が話しているとき、僕が「今の介護士さんは明るくて感じのいい人だね」というと、おばあちゃんは「いいや、あの人は表面だけ。もう一人、とっても無口で無愛想な人がいるけど、その人はやることをきちんとやるし、私の話をしっかり聞いて対応してくれる親切な人よ」と言っていました。 お年寄りの中には、明るくて話好きの人を好む人もいますが、さすがにこれまで長い人生を生きてきただけあって、相手の中身を見抜く感覚をもっている方たちもいます。無口な介護士に対して、最初はあまり面白くないような態度を示すかもしれませんが、日々のふれあいを通じて、心が通じる瞬間があれば、やがては深い信頼を寄せてくれるようになります。 愛衣さんは、お年寄りが好きで介護の仕事がしたいと思ったんですよね。 好きだけじゃ仕事にならないんじゃなくて、 好きでなきゃ仕事にならないんですよ。 仕事とは好きなことをすること。 仕事の適性は、好きであるかどうか、それだけです。 好きであることが最大の才能です。 好きこそものの上手なれ やめるなら、嫌いになってからやめましょう。 |