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 ▼先が見えません  てつた 04/12/2(木) 19:32
   ├Re(1):先が見えません  もっとん 04/12/2(木) 21:29
   └あのころの気持ち  おそらくは 04/12/3(金) 0:29
      └研究を続けたら私は一生、結婚できないでしょうか?  てつた 04/12/3(金) 21:37
         └Re(1):研究を続けたら私は一生、結婚できないでしょうか?  くりりん 04/12/3(金) 22:32
            └逆風の中でも、明るい気持ちや心の余裕を持ち続けるにはどうしたらいいのか?  てつた 04/12/3(金) 23:56
               └心に余裕がないときだからこそ  おそらくは 04/12/4(土) 13:58
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 ■題名 : 先が見えません
 ■名前 : てつた
 ■日付 : 04/12/2(木) 19:32
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   ≪厳しい意見はご遠慮ください≫
≪男性≫
≪30代≫
36才の独身男性です。
私は、今、大学で助手をしています。糖尿病関係の研究です。
しかし、助手をはじめてからもう何年もたつのですが、成果が出ません。
もともと好きで選んだ道ですし、希望に燃えてはじめましたし、毎日深夜迄やっていました。
しかしどうも最近、優秀な人との能力の差がみえてきて、自分は自分の信じた方法でいくら考え、夜遅く迄仕事をしても成果がでないというくり返しで、自分の考えていることや取っている方法にも自信がなくなり、そうすると年令による体力の低下も手伝って、最近は燃える気持ちとか、やる気がでません。
研究の場合、発見できなければ、何時間やってもなにもやってないと同じなので、今の状態ではやりがいも湧きません。
また、このような精神状態で、年に何度かお見合いで女性を紹介してもらっても、履歴に反して、仕事で行き詰まっている僕を見た相手の女性は「たよりない」「わたしのことを思ってくれるよゆうがない」「笑顔がすくない」「今の状態では、たのしい結婚生活はできない」と皆去っていきます。
正直言って、今のような、夜おそく迄やっても新しい発見ができない自分は、職場でも評価されないし、将来も見えないし、なんといっても、自分で自分を受け入れることができず、とても休日に女性とあるいは友人とあって楽しい時間をもつ気分になれないのです。

しかし現在は、自分が選んだ道だし、続けています。ここ数年、なんども辞めようか悩みながら続けています。

今の私は、このまま仕事を続けていることがいいことなのか、自分では悪いことなのかよくわかりません。
人間にはやはり才能はあると思うし、このまま続けたら、結婚もできず、仕事の成果もでないで人生が終わってしまうのでは無いか、という気持ちもあります。おそらくそうなると、自分は将来後悔するでしょう。
優秀な人、いわゆる研究者として通用している人と明らかに何かが違い、自分はどうしてもコンスタントに結果をだせないことは過去4、5年からわかっています。
どうしたらいいのか、と自問し続けてすでに5年くらい立ちますが状況はまったく変わりません。急に自分が変われるように思えないのです。

一方で、36才で職を変わることが一般的にみてどうなのかもよくわかりません。35までは仕事を変われると言う人もいますが、この年で転職は、今迄の積み重ねを捨ててしまうようで、それも踏み出せません。

私は、今の仕事を貫くべきなのか、あるいは、転職する勇気をもつべきなのか、よくわからないのです。

ただ今の価値観のなかで明らかにいえることは「月並みな職業で、あたたかい家庭のある人生」と「研究者という夢のある仕事で、一生孤独な人生」のどちらかを選べといわれると、今の自分は間違い無く前者を取ると思います。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):先が見えません  ■名前 : もっとん  ■日付 : 04/12/2(木) 21:29  -------------------------------------------------------------------------
   研究のお仕事ですか、それは視界が狭くなりがちですね。
ひとつのものに没頭する性質の仕事ですものね。
でも私から見えれば、すごい可能性の塊です。
研究職なんてやりたくても脳味噌が悪ければ無理ですから。
それにあなたしかできないですよね、私の暮らしなんて、
私がいなくてもほとんど支障ないです、まったく。
本当に平凡な毎日を送っています。
研究職という能力と頭脳、
一般的に見たら羨望の眼差しです。
研究を続けて何も新たな発見ができないかもしれない。
でも発見できるかもしれないんですよ!!
すごい可能性を持っていると思います。
そのお仕事に従事していらっしゃるなら、
やはりその可能性を忘れてはいけないと思います。
私はスピリチュアルな世界を信じています。
あなたの想いの念は結果をもたらすはずです。
私は世の中は波動や波長で影響しあっていると
思っています。
あなたがこうしたいという想いがあれば
あなたの周りに見えない強い力となって
あなたの現実に影響していくんです。
私は今までの人生でそう強く思わされた経験があります。
だから研究職という当初の希望や目的、フィーリングを
もう一度心でよみがえらしてみてください。
すこし環境を変えて時間を過ごしてもいいでしょう。
または研究をしているあなたの身辺を整理整頓してみて
ください。そしてできれば植物を飾って自然の力を
あなたの研究スペースに活かしてください。
一度リセットに近い状態にすれば
みえてくるものがあると思います。
あなたは力の源泉と結びつく力があります。

▼てつたさん:
>≪厳しい意見はご遠慮ください≫
>≪男性≫
>≪30代≫
>36才の独身男性です。
>私は、今、大学で助手をしています。糖尿病関係の研究です。
>しかし、助手をはじめてからもう何年もたつのですが、成果が出ません。
>もともと好きで選んだ道ですし、希望に燃えてはじめましたし、毎日深夜迄やっていました。
>しかしどうも最近、優秀な人との能力の差がみえてきて、自分は自分の信じた方法でいくら考え、夜遅く迄仕事をしても成果がでないというくり返しで、自分の考えていることや取っている方法にも自信がなくなり、そうすると年令による体力の低下も手伝って、最近は燃える気持ちとか、やる気がでません。
>研究の場合、発見できなければ、何時間やってもなにもやってないと同じなので、今の状態ではやりがいも湧きません。
>また、このような精神状態で、年に何度かお見合いで女性を紹介してもらっても、履歴に反して、仕事で行き詰まっている僕を見た相手の女性は「たよりない」「わたしのことを思ってくれるよゆうがない」「笑顔がすくない」「今の状態では、たのしい結婚生活はできない」と皆去っていきます。
>正直言って、今のような、夜おそく迄やっても新しい発見ができない自分は、職場でも評価されないし、将来も見えないし、なんといっても、自分で自分を受け入れることができず、とても休日に女性とあるいは友人とあって楽しい時間をもつ気分になれないのです。
>
>しかし現在は、自分が選んだ道だし、続けています。ここ数年、なんども辞めようか悩みながら続けています。
>
>今の私は、このまま仕事を続けていることがいいことなのか、自分では悪いことなのかよくわかりません。
>人間にはやはり才能はあると思うし、このまま続けたら、結婚もできず、仕事の成果もでないで人生が終わってしまうのでは無いか、という気持ちもあります。おそらくそうなると、自分は将来後悔するでしょう。
>優秀な人、いわゆる研究者として通用している人と明らかに何かが違い、自分はどうしてもコンスタントに結果をだせないことは過去4、5年からわかっています。
>どうしたらいいのか、と自問し続けてすでに5年くらい立ちますが状況はまったく変わりません。急に自分が変われるように思えないのです。
>
>一方で、36才で職を変わることが一般的にみてどうなのかもよくわかりません。35までは仕事を変われると言う人もいますが、この年で転職は、今迄の積み重ねを捨ててしまうようで、それも踏み出せません。
>
>私は、今の仕事を貫くべきなのか、あるいは、転職する勇気をもつべきなのか、よくわからないのです。
>
>ただ今の価値観のなかで明らかにいえることは「月並みな職業で、あたたかい家庭のある人生」と「研究者という夢のある仕事で、一生孤独な人生」のどちらかを選べといわれると、今の自分は間違い無く前者を取ると思います。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : あのころの気持ち  ■名前 : おそらくは  ■日付 : 04/12/3(金) 0:29  -------------------------------------------------------------------------
   こんにちは

糖尿病関連のご研究ですか?
さっきPubMedで"diabetes"をキーワードに
検索したら20万件もヒットしました。
競争が激しそうな分野ですね。

こういう決断は悩みますよね。
自分は研究者の道をあきらめた人間です。

修士課程で成果を全く出すことが
できず留年しました。
自分よりはるかに頭のいい人間が
ひしめく世界にたじろいで
博士課程への進学はやめ、
就職の道を選びました。

社会人になって1年半、
色々自分にとって収穫はありましたが、
研究者になることに
全く未練がないかといえば嘘になります。

自分なりに一生懸命書き上げた
学士論文や修士論文は今でも宝物です。
たまに読み返して懐かしい思いが
こみ上げてきます。


一度原点に戻ってみてはいかがでしょうか?
てつたさんがお書きになった学位論文や
実験データなどを読み返してみるのも
いいと思います。
また右も左も分からない学生を
受け持って指導してみることも
一つの手だと思います。
研究者の卵達の実験に取り組む姿を
見ててつたさんが何をお感じになるか?

そうした内なる感情を踏まえたうえで
考えてみてはいかがでしょうか?
(年下の若輩者が失礼いたしました)
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 研究を続けたら私は一生、結婚できないでしょうか?  ■名前 : てつた  ■日付 : 04/12/3(金) 21:37  -------------------------------------------------------------------------
   お返事ありがとうございます。
たしかに研究は可能性があるし、やめるのは寂しい気がします。
今の僕は、結局は多分、クビになるまでは辞めないように思います。
やはり辞めたら後悔してしまうような気がします。

しかし、他方で、つねにいつ何時でも気持ちがひどく重い自分がいます。
多分いつも、自分の事や自分の仕事の事でいっぱいいっぱいの自分です。

「こんな自分でもいいので、そのままでガンバリ続けて」と明るく横で応援し続けてくれる女性がいてくれたら、かりに一生いい発見ができなかったとしても、死ぬ間際には、心から「幸せな人生だった」と思えると思います。

しかし現実には、お見合いで知り合ったいろいろな女性に「今のままの自分でいいか?」と僕が聞くと、

1「そんな仕事だけじゃ結婚生活なんて上手く行くわけ無いじゃないの!結婚はお互い妥協しあうことが大切よ!」

2「私はあなたを支えてあげましょう。でもそうしたらあなたは私に何をしてくれるの?!」

3「私と一緒にいても全然楽しそうに笑ってくれない。空気が重い。」

4「そんなあなたを支えるだけの女性が欲しかったら、お母さんみたいな女の人を探したらいいんじゃない?」

と大体言われて終わりです。

そのたびに「自分はどう変わったらいいのか?」と悩み続け、結果、全く、研究に集中できなかった、というのが30すぎてから今までの5年間の私です。

仮にこのまま、研究を続けたとして、

今のままでは私は一生結婚できないでしょうか?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):研究を続けたら私は一生、結婚できないでしょうか?  ■名前 : くりりん  ■日付 : 04/12/3(金) 22:32  -------------------------------------------------------------------------
   好きな男性がそのように考えて悩んでいるのならば支えてあげたいと思います。
しかし、明るく横で応援し続けるだけの女性はいないと思います。
支えてあげたいと思うのは、その人が自分にとってかけがえのない大切な存在だからです。そのような存在になるまでには、支えたり、支えられたりといった一方通行だけの感情・行動だけではない過程があるからこそ生まれるのだと思います。

>1「そんな仕事だけじゃ結婚生活なんて上手く行くわけ無いじゃないの!結婚はお互い妥協しあうことが大切よ!」
>
>2「私はあなたを支えてあげましょう。でもそうしたらあなたは私に何をしてくれるの?!」
>
>3「私と一緒にいても全然楽しそうに笑ってくれない。空気が重い。」
>
>4「そんなあなたを支えるだけの女性が欲しかったら、お母さんみたいな女の人を探したらいいんじゃない?」

私から見てこの1〜4の女性の言い分はもっともだと思いました。
「結婚」はお互いに幸せになるためにすることだと思います。もしかしたら尽くすことが大好きでそれが生きがいになり見返りを期待しない女性もいるかもしれません。しかし、それはあまり期待できないのでは・・・と思います。
研究を続けたら結婚できない。ということではなく、相手のことを思いやる対応ができるのであれば状況が変わってくるのではないでしょうか?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 逆風の中でも、明るい気持ちや心の余裕を持ち続けるにはどうしたらいいのか?  ■名前 : てつた  ■日付 : 04/12/3(金) 23:56  -------------------------------------------------------------------------
   >支えてあげたいと思うのは、その人が自分にとってかけがえのない大切な存在だからです。そのような存在になるまでには、支えたり、支えられたりといった一方通行だけの感情・行動だけではない過程があるからこそ生まれるのだと思います。
>「結婚」はお互いに幸せになるためにすることだと思います。もしかしたら尽くすことが大好きでそれが生きがいになり見返りを期待しない女性もいるかもしれません。しかし、それはあまり期待できないのでは・・・と思います。

>支えてあげたいと思うのは、その人が自分にとってかけがえのない大切な存在だからです。そのような存在になるまでには、支えたり、支えられたりといった一方通行だけの感情・行動だけではない過程があるからこそ生まれるのだと思います。
>
>私から見てこの1〜4の女性の言い分はもっともだと思いました。
>「結婚」はお互いに幸せになるためにすることだと思います。もしかしたら尽くすことが大好きでそれが生きがいになり見返りを期待しない女性もいるかもしれません。しかし、それはあまり期待できないのでは・・・と思います。
>研究を続けたら結婚できない。ということではなく、相手のことを思いやる対応ができるのであれば状況が変わってくるのではないでしょうか?

くりりんさん、フランクな意見をありがとうございます。

言いたいことはわかります。

私の周囲には、さすがにこの年になると既婚者ばかりです。
その中には、仕事が非常に順調な優秀な人もいるし、仕事はそこそこの人もいますし、20代のうちに研究をあきらめた人もいます。

ただ、私が観察するに、既婚者に共通しているのは、「いつもニコニコ元気で、人と前向きなこミニュケーションがとれ、あるいはときには友人など人の悩みや困ったことに喜んで手を貸す心の余裕が感じられる人」ということです。
他方、35すぎて独身の男性には、どこかイライラしたり重い雰囲気があります。

それは、「家庭が充実しているから元気である」のか、あるいは「元気だから周りに人が寄って来て、その結果、家庭を築いているのか」因果関係がわかりません。

今の自分は、明らかに、重苦しい雰囲気をいつもかもしだしている男です。
だから、昔の友人とも自然に疎遠になり、新しい友人も寄ってこず、それがさらに重苦しい空気になって、女性も一緒にいたいと思わないのだと思います。

ただ、ではなぜ今の自分がこんなに「重い」のか、というと、いい研究ができてこなかった自分を、自分も、また当然ながら周囲も評価してくれず、そこに無力感や、自責の念や、寂しさなどをつねに感じており、その結果、「じぶんが人と冗談をいったり明るくふるまうことが許せない(おまえ、そんなことしてる場合ではないだろう!という気持ちになってしまう)」からだと思います。

もっと人を思いやれる包容力をもてれば自分は結婚できる、ということは3年くらいまえから自分でも認識していて、「研究しながらなかなかうまくいかない中でもそのような心の持ちかたをできるようにするにはどうしたらいいのか?」ということを常に悩んで来ました。
しかしその答えがだせず、またそのような悩みの中で研究にも集中できず3年がたっってしまいました。

「研究しながら、周囲から成果を求められながら、なかなか成果が出せず、周囲の逆風の中でも、そのような心の持ちかた(明るい気持ちや人の話や悩みを聞いてあげ、力を貸せるような心の余裕)をできるようにするにはどうしたらいいのか?」

これについて、どう考えたらよいのでしょうか?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 心に余裕がないときだからこそ  ■名前 : おそらくは  ■日付 : 04/12/4(土) 13:58  -------------------------------------------------------------------------
   デッドロック状態ですか。

自分を支えてくれる異性に巡り会えば
たとえ研究がうまくいかなくても
幸せを感じることができるかもしれない。

そしてそのためには心の余裕をもつ必要がある。

しかし、研究がうまくいかないことで
心の余裕をもつことができない。


てつたさんの心の余裕を
奪っている正体は何でしょうか。

周囲の人々の声?
それともてつたさん自身の心?

いずれにしても心のあり方をいきなり
変えるのは難しいと思います。

とすれば行動パターンを変えていく
しかないのではないでしょうか?
それにともなって心情が変化することを期待しながら。

本当は研究の世界からしばらく離れるのが
いいのではないかと思うのですが
今のてつたさんに2週間くらい休めといっても
心情的に休めるものではないのでしょう。
せめて今の実験はストップして
勉強モードに切り替えては
いかがでしょうか?

他分野の動向や新しい実験技術の吸収など
現状打破の切り口になるかもしれません。

また今のてつたさんの実験の状況を
他の研究仲間に思い切って話してみるのも
必要だと思います。

最後に自分の個人的意見なんですが
心に余裕がないときだからこそ
他人の悩みや苦しみに耳を傾けることって
大事だと思うんです。
そうすることによって自分の悩みが
小さくなってしまうことがあります。
大げさな言い方をすれば
他人を救うことで自分も救われるって奴です。

ご参考までに。
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