Page 2525 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼主人と気持ちがすれ違う リカボン 04/12/29(水) 19:28 └Re(1):主人と気持ちがすれ違う カシューナッツ 04/12/29(水) 20:29 └Re(2):主人と気持ちがすれ違う リカボン 04/12/30(木) 0:58 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 主人と気持ちがすれ違う ■名前 : リカボン ■日付 : 04/12/29(水) 19:28 -------------------------------------------------------------------------
≪厳しい意見もお願いします≫ ≪女性≫ ≪40代≫ 先日突然がんと診断されて、手術を待っているところです。早期がんのようですが、やっぱり転移の可能性もなくはないので、それを考えるとこわいです。主人は単身赴任中。頼みの綱の主人に告知を告げたところ、期待していた励ましや優しい言葉はありませんでした。当座のお金は足りるか、とか、主人の両親に病院についていってもらうことにしたためか、「僕の両親が心配してる。安心させてくれ。」とか。私は自分の気が動転しているので、自分のことだけで手一杯だ、ときっぱり言いました。また、主人がせっかく帰省してきてゆっくり話したいのに、主人の母が訪ねてきて、主人と話しているので、私がちょっと怒ってしまったところ、主人も、「君は人の忠告を聞かない。」と怒って赴任先へ帰っていってしまいました。私は「あなたが励ましてくれさえすればがんばれる。」と主人に電話で伝えたのですが、「みんなが心配してるのに、君は人の忠告を聞かない」と怒って聴いてくれません。もう疲れてしまって、、、自分の親の方が大事なんだなって。誰かに「大丈夫。一緒にがんばろう。」って言ってほしい。でも、誰も言ってくれません。やっぱり、自分は自分で元気づけるしかないのでしょうか。 |
▼リカボンさん: >≪厳しい意見もお願いします≫ >≪女性≫ >≪40代≫ 私は、大腸ガンの摘出手術経験者です。腹腔内に破裂する寸前だったそうです。薄皮一枚で命拾いしたと言われました。私の場合は、幸いなことに周囲のリンパ球にはガン細胞が発見されなかったので、リンパ系を経由して転移する心配はありませんでした。 身近な人がガンに冒されることについて心構えができている人は多分いないだろうと思います。 リカボンさんの夫も、心の準備ができていないのでしょうし、自分の妻がガンになったということについて、不満や怒りを示す場がないという状態なのではないでしょうか?夫に優しくされたい、励まされたいと夫にすがりたいリカボンさんの気持ちは良く理解できます。私の場合は、配偶者がいない状態での手術と化学療法でした。 男性は、優しい言葉を掛けることに慣れていない人が多いように思います。普段、そういうことができない人が、いざ優しい言葉を掛けなければならないような状況になったとしても、そして、優しい言葉を掛けなければと思っても、それができない人が多いだろうと思います。リカボンさんの夫の場合も、今の態度は、とまどいから来ているのではないかと想像します。妻がガンだという現実に直面したくないという気持ちもあるのかも知れません。自分よりも先に亡くなる可能性についても直視したくないということなのかも知れません。そういう現実を受け入れたくないという拒絶反応なのかも知れません。優しくすると弱くなると感じていて、リカボンさんが反発するような態度で、リカボンさんがガンに打ち勝つエネルギーを高めて欲しいという作戦なのかも知れません。 リカボンさんの夫は、私にとっては赤の他人なので、実際にどういう感情が原因で、今のような態度になっているのかは、まったく分かりませんが、リカボンさんが「何なぜ私がガン?」と不公平に思うようなことと同じに「なぜ私の妻がガン?」と不公平に思っている可能性は大きいだろうと思います。そうすると、不機嫌になる可能性が大きくなるでしょう。 私の場合は、配偶者がいなかったので、自分でポジティブでいるしかなく、すべての経験を楽しむことにしました。そういう意味では、配偶者がいなかったことも良かったと思います。変な期待をしなくて済んだからです。理想的なことを期待しなければ、自分だけで楽観的になることは可能だからです。私はそういう方針でいました。 私の場合、手術後3年以上経ちますが、今のところ、転移も再発も観察されていません。他人に理想を求めず、自分だけで徹底した楽観主義を貫いたことも良い影響になっていると思っています。自分でコントロールできるのは、自分のことだけだからです。「自分のことだけで手一杯」なら、それを貫くことです。夫や夫の両親をはじめ、他人のことで感情的にならないことです。リカボンさん自身のためにも、ネガティブなことは流して、自分だけでもポジティブでいることです。 |
▼カシューナッツさん: >▼リカボンさん: >>≪厳しい意見もお願いします≫ >>≪女性≫ >>≪40代≫ > >私は、大腸ガンの摘出手術経験者です。腹腔内に破裂する寸前だったそうです。薄皮一枚で命拾いしたと言われました。私の場合は、幸いなことに周囲のリンパ球にはガン細胞が発見されなかったので、リンパ系を経由して転移する心配はありませんでした。 > >身近な人がガンに冒されることについて心構えができている人は多分いないだろうと思います。 > >リカボンさんの夫も、心の準備ができていないのでしょうし、自分の妻がガンになったということについて、不満や怒りを示す場がないという状態なのではないでしょうか?夫に優しくされたい、励まされたいと夫にすがりたいリカボンさんの気持ちは良く理解できます。私の場合は、配偶者がいない状態での手術と化学療法でした。 > >男性は、優しい言葉を掛けることに慣れていない人が多いように思います。普段、そういうことができない人が、いざ優しい言葉を掛けなければならないような状況になったとしても、そして、優しい言葉を掛けなければと思っても、それができない人が多いだろうと思います。リカボンさんの夫の場合も、今の態度は、とまどいから来ているのではないかと想像します。妻がガンだという現実に直面したくないという気持ちもあるのかも知れません。自分よりも先に亡くなる可能性についても直視したくないということなのかも知れません。そういう現実を受け入れたくないという拒絶反応なのかも知れません。優しくすると弱くなると感じていて、リカボンさんが反発するような態度で、リカボンさんがガンに打ち勝つエネルギーを高めて欲しいという作戦なのかも知れません。 > >リカボンさんの夫は、私にとっては赤の他人なので、実際にどういう感情が原因で、今のような態度になっているのかは、まったく分かりませんが、リカボンさんが「何なぜ私がガン?」と不公平に思うようなことと同じに「なぜ私の妻がガン?」と不公平に思っている可能性は大きいだろうと思います。そうすると、不機嫌になる可能性が大きくなるでしょう。 > >私の場合は、配偶者がいなかったので、自分でポジティブでいるしかなく、すべての経験を楽しむことにしました。そういう意味では、配偶者がいなかったことも良かったと思います。変な期待をしなくて済んだからです。理想的なことを期待しなければ、自分だけで楽観的になることは可能だからです。私はそういう方針でいました。 > >私の場合、手術後3年以上経ちますが、今のところ、転移も再発も観察されていません。他人に理想を求めず、自分だけで徹底した楽観主義を貫いたことも良い影響になっていると思っています。自分でコントロールできるのは、自分のことだけだからです。「自分のことだけで手一杯」なら、それを貫くことです。夫や夫の両親をはじめ、他人のことで感情的にならないことです。リカボンさん自身のためにも、ネガティブなことは流して、自分だけでもポジティブでいることです。 ありがとうございます。カシューナッツさんの文を読んでいて、涙がこぼれました。自分自身で楽観的でいること。わかっていながら、誰かにそう言って諭してほしかったのだろうと思います。また、誰かにすがりたい気持ちも誰かに吐露したかったのです。ありがとうございます。負けないでがんばります。がんばるぞ。 |